膝(ひざ)・股関節の痛み
膝(ひざ)関節は、約2.5トンの荷重がかかっても壊れない構造です。その強靭な膝痛くなる理由は、関節を曲げる角度にあります。膝関節はまっすぐに曲げるには問題ありませんが、歩き方が外股や内股であると問題が起こります。
歩くところを想像してください。足は踵から地面に着地し、つま先から地面を離れる動作の繰り返しです。この足運びを内股や外股になることなく正しくできれば、格段に膝への負担が減ります。
股関節はいろいろな方向に動くようにできており、このような構造を「ポールジョイント」と呼びます。
お尻の筋肉は人体の中でも大きく強い力を持っていますが、股関節が正しく動くことで初めて本来の能力を発揮します。お尻の筋肉が上手に使えるということは、股関節の負担も減って痛みの原因の悪循環を断ち切ることへ繋がります。
膝関節や股関節を正しく使う(=楽に歩く)ということですので、無駄に体を疲れさせません。